コンタクトレンズの外箱には、BCやPWR、DIAなどと記載されています。これは大変重要なものであり、レンズのデーターが記されており、購入する際にもっとも大切になる情報です。

BCはベースカーブの略であり、レンズのカーブの曲がり度合いを示しており、この数値が大きいとカーブが緩やかであり、すくないと急になっていきます。自分の眼球に合ったものを使用しないと、カーブが小さい場合は眼球が圧迫されているような締め付け感を覚えることがあり、大きい場合はすぐにレンズがずれるような感覚に陥ることがあります。

DIAはレンズの直径を示しており、日本人の場合黒目の大きさに差はあまりありません。平均して11mmから12mm程度となっており、ソフトレンズにおいては角膜よりも少し大きくなっています。ですがハードの場合は角膜よりも小さく9mmで表示されることが多いです。なお、カラーレンズの場合はDIAの他に着色部外径が記載されており、どのくらい着色されているのかを示しています。

PWRはパワーの略で、レンズの度数を示します。プラスは遠視、マイナスは近視となっており、数字が大きければ大きいほど度数も強くなります。最も重要な情報であり、しっかりと合ったものを使用しないと目に負担をかけてしまうので、正確な数値を知ることが大切です。